被告少年、口頭弁論で主張
◇大津
一昨年、いじめを苦にして自殺した大津市内の公立中学二年生の男子生徒の遺族が、同市と加害者とされる同級生三人を相手取り損害賠償を求めている訴訟の第七回口頭弁論が二十五日、大津地裁で行われた。
この中で被告少年の一人が、市の第三者調査委員会が作成した報告書は信用できない、とする準備書面を提出した。理由は、厳しい世論の中で、自殺した少年の遺族である原告との和解を目指す市の意向を踏まえて恣意的に作成されたため、という。
次回の口頭弁論は八月十三日に行われる。これに向けて原告と市は、「第三者調査委員会を信用できない」とする被告少年への反論を準備する。
これに加えて、原告側は、自殺・いじめの因果関係の主張を補充する構えで、臨床心理士や法学者ら専門家四~五人に意見を打診している。






