土木学会関西支部技術賞に
◇全県
県流域治水政策室が開発した「地先の安全度マップ」に基づく洪水対策の評価技術がこのほど、土木学会関西支部から、技術賞部門賞(新しい技術)を受賞した。
この賞は、昭和五十七年に設けられたもので、評価のポイントは(1)新しい技術(2)汎用性などのある技術(3)困難の克服度など(4)地域への貢献度などで、これらいずれかの評価項目について特に秀でている業績に「技術賞部門賞」が贈られる。
今回受賞したテーマは「氾濫原における水害危険度分布に基づく洪水対策の評価法とその適用」で、様々な降雨時の任意地点の浸水深や流速などを算定し、水害危険度を「地先の安全度マップ」として「見える」形にすること、さらにそれを用いて、河川改修などの川の中における治水対策に加え、避難システムや土地利用や建築規制などの川の外における治水対策に活用できることなどが、「新しい技術」として評価された。
「地先の安全度マップ」は、昨年九月以降、市町単位で順次公表し、市町が作成する洪水ハザードマップ等に活用されている。六月一日現在十九市町のうち十六市町で公表済みだ。
県では「現在、流域治水の推進に関する条例の検討を進めているところだが、引き続き、『地先の安全度マップ』を流域治水の基礎情報として活用していく」と話している。






