県庁から護国神社へ
◇全県
滋賀県遺族会(松井尚之会長)はこのほど、第三十二回慰霊と平和祈願リレー行進を県内各地で実施した。
県庁前の出発式では約百五十人が参加し、松井会長(74)が「戦地で散華された英霊の願いであった自立国家日本の確立、世界の恒久平和の実現を果たすこと、そして我々の後世に引き継いでいくことが現在に生きるわれわれの大きな使命」と決意を述べるとともに、「今後も戦没者の慰霊と平和運動への支援を賜りたい」と嘉田知事宛ての要望書を読み上げた。
これを受けて、知事代理の那須安穂・県健康福祉部長は「戦争体験が風化しつつある今こそ、戦争の悲惨さと空しさを次の世代に語り継ぎ、再び戦争を繰り返すことのないよう、不断の努力を続けていかねばならない。恒久平和を願う皆様の思いが世代から世代へ伝わり、ここ滋賀県から日本全国へ広がっていくことを心から願っている」と、激励のメッセージを代読した。
一行は式を終えて、「慰霊と平和祈願リレー行進」と記した横断幕を掲げて県庁からJR大津駅まで行進した。この後、大津市と高島市、長浜市、米原市、彦根市の各市を巡って要望書手交式を行い、護国神社(彦根市)に到着した。







