原因は景気変動による不振
◇全県
民間信用調査会社・帝国データバンクは、八月中の県内倒産状況をまとめ、発表した。
それによると企業倒産(負債一千万円以上の法的手続き)は五件あり、負債額は一億九、六〇〇万円。一件あたりの負債は三、九〇〇万円となった。前月対比では三件減、負債額は四億二、四〇〇万円減となった。
大型倒産および大口倒産の発生がなかったことが要因となり、負債額は前月対比六八・四%減となった。前年同月対比では、件数で半減した。
昨年八月は、件数では前々年比で二件減となった上、負債総額では大型倒産及び大口倒産の発生が皆無となり、一件あたりの負債額は大きく減少した。
これに対し今年八月は、倒産件数が前年から半減して五件となった上、前年と同様に大型倒産及び大口倒産の発生がなかったことや五件中四件が負債額五千万円未満となり、負債額は前年比六一・六%(三億一、四〇〇万円減)にとどまった。
倒産の主要因をみると、全てが市況の悪化にともなう販売不振や受注の減少、業界不振などの「景気変動要因」だった。前年と同様に「企業内要因」および「その他の要因」の発生はなく、販売不振を主因とする「景気変動要因」が多数を占める結果となった。
資本金別では、「個人経営」が二件で前年同月より四件減少した。一方で前年同月になかった「資本金一千万円未満の法人」が一件発生した。「資本金一千万円以上五千万円未満」は二件発生。前年同月比では一件減少した。「資本金五千万円以上一億円未満」および「資本金一億円以上」の発生はなかった。
負債額別では、「五千万円未満」が四件発生。前年同月比では二件減少した。前年同月に二件発生した「五千万円以上一億円未満」の発生はなかった。また「一億円以上五億円未満」は一件あった。前年同月と同様に「五億円以上十億円未満」および「十億円以上」の発生はなかった。






