格納庫内にあっても被害 先月から8台2,500万円
◇東近江
稲刈り後の田んぼの土を起こす「秋すき」に使われたトラクターが、盗難にあう被害が東近江地域で相次いでいる。
先月十月二十二日から二十三日の間、近江八幡市大中町の農機具倉庫内に格納してあったトラクター二台(計九九〇万円)を何者かが倉庫内に侵入し盗み去った。うち一台は運搬用トラックに積まれたまま盗難に遭った。また、その一週間後の二十九日から三十日にかけて同市西庄町の田んぼに置いてあったトラクター二台(計六〇〇万円)がなくなった。
今月五日には、日野町蓮花寺の民家のガレージに入れてあったトラクター一台(四五〇万円)が盗まれた。続いて八日から九日にかけて近江八幡市東横関町内の田んぼに置いてあったトラクター二台(計一、一〇〇万円)も盗難にあった。二台は、いずれも施錠しハンドルもワイヤーで固定していたが、切断されて持ち去れていた。
いずれも前日の夕方から当日の朝までに盗まれたもので、夜中の犯行とみられている。大型トラクターは、営農組合が所有しているところが多く、運転後の管理はしっかりされているが、今回の事犯のように施錠やワイヤーで縛っていても持ち去られていることから被害に遭わない防止策が課題となっている。
田んぼで運転後、翌日の仕事が残っていても必ず保管場所に持ち帰り、エンジンキーを抜き取り、タイヤロックや非常警報装置の設置、倉庫の施錠等、防止策の強化が望まれる。
現在も田んぼにトラクターや取り付け部品などが置かれている光景が見られるため被害は増える傾向にあり、農家や営農組合に注意が呼びかけられている。






