ガス計測技術を京都から滋賀に移管集約
◇大津
堀場製作所(本社・京都市)は二十四日から、大津市苗鹿に所有するびわこ工場用地の敷地に、湖西最大級の開発・生産拠点「HORIBA BIWAKO E―HARBAR」の建設に着手する。来秋に完成の予定だ。
新生産方式で
生産能力2倍&納期1/3に
同社では、新拠点に主力の自動車排ガス測定などの開発・設計・生産を有機的に融合することで、新製品投入の迅速化や生産の効率化を図ろうとするもの。
六十年にわたり京都で育てたコア技術を、次世代を担う若手技術者の手で新拠点に移管し、先達の知識やノウハウを分解・吸収して技術の継承と生産量の拡大に向けた改革を進める。
具体的には、新生産方式を導入することで、生産能力二倍、納期三分の一を目指し京滋地区で競争力を強化するという。
新生産拠点は、敷地面積が約六万平方メートル、延べ床面積が約二万八千五百平方メートルで、地上五階地下一階の鉄骨構造。建設費を含めた総投資額は約百億円。測定機器の組み立て、および開発実験、自動車試験装置のメンテナンスなどを行う。従業員は、六百人を予定している。
建屋は、各部門に最短距離でアクセスできるフロア配置やコミュニケーションスペースを設けた大階段を巡らせ、情報伝達を活性化。設備面では空調の排熱利用やLED照明の導入などエネルギー活用の効率化を図る。
この設備投資には、「経済産業省生産性向上設備投資促進減税」、「滋賀でモノづくり企業応援助成金」および「大津市工場等建設助成金」を活用する計画だ。
なお二十四日午前十時から、びわこ工場敷地内で起工式が予定されている。







