琵琶湖博物館で16日まで
◇草津
県立琵琶湖博物館(草津市)は十六日まで、ふれあい体験室前に設置した水槽で、旬のさかなたち「ヒワラ」を展示している。
琵琶湖とその周辺では、大きなギンブナのことを「ヒワラ」と呼んでいる。琵琶湖で寒の時期に獲れるヒワラは「寒鮒(かんぶな)」とも呼ばれ、身が締まり、脂ものって一年の中で最も味がよくなる。
洗いにして、ゆがいた卵をまぶして食べる「子まぶし」(写真参照)は絶品で、現在でも湖魚料理として親しまれている。
江戸時代に書かれた「湖魚考」という書物の中にも、「入江、入海にいて、沖にはまれにしかいない。味はよろしい」と紹介されていることから、昔から食材として知られていたことが分かる。
また、ギンブナはメスだけで繁殖するという変わった生態を持つことでも知られている。
同博物館では「ごく身近にいる魚でも、改めて見直してみると興味深い特徴を持つことがよくわかります。見慣れた魚ですが、この機会にまた違った側面に出会ってみてください」と話している。
この「ヒワラ」展は、常設展示観覧券で見ることができる。








