越市長との予算巡る対立か
◇大津
大津市の富田真教育長(65)が二十日、残り三年の任期を残して健康上の問題で三月末に辞職することが決まった。同氏は昨年夏頃から持病の不整脈が悪化していたという。同市教育委員会によると、同日午前に教育委員会に辞職願いが提出され、教育委員は同意。午後には越直美市長に提出され、同意された。
富田教育長は、いじめ問題を受けて対策に乗り出した越市長に昨年二月、同市初の民間出身の教育長として迎え入れられた。学校現場に教育委員自ら足を運んで意見を交換する「スクール・ミーティング」を取り入れるなど、教育改革はこれからという時だった。
二人三脚で教育改革に取り組んできた越市長とは、教育方針や、新年度予算に盛り込まれた小中学校の情報通信技術を使った英語教育開発で否定的な見解を述べるなど対立が表面化していた。
この日の会見で越市長は、「道半ばで残念だ」と述べ、対立による辞職については「原因でないと思う。それぞれの考えがあって当然」と否定した。(高山周治)








