竜王町で研修会
◇竜王
高齢化や在宅医療、医療機関の選択など、病院や医療ととどのようにかかわっていくかを考える研修会「病院・医院のかかり方」を竜王町公民館でこのほど開かれた。町が弓削メディカルクリニックの大原紗矢香医師を講師に招いて催した。
一次医療は地域のかかりつけ医院、二次医療は入院治療の必要な重症患者で一般病院、三次医療は高度な医療が不可欠な重篤な患者の治療にあたるという医療機関の役割分担があり、患者がこの制度を上手に活用するには、かかりつけ医院を持ち、その医院から必要に応じて専門病院を紹介してもらうことがより良い病院や医院のかかり方とする認識が広がっている。
大原医師は「伝えたいことをメモしておくこと、対話の始まりは挨拶からです。医師との良い関係づくりをしましょう」と前置きした上で「日中は用事がある、平日は休めないなどの理由で休日や夜間に救急外来を受診する『コンビニ受診』はやめましょう。本当に救急を必要とする人の命を守れないケースもあります」と注意を促した。
また、終末期医療と延命治療については自分自身が万が一に備えて、治療や葬儀方法などの希望を記した「エンディングノート」の作成を勧め、延命治療については自分の意志を表す方法などがあると説明し、「後悔しない最期を家族みんなで話し合う事も大切、かかりつけ医院が内科病院だからと遠慮せず、とにかく何でも相談してください」とアドバイスした。
参加した同町美松台の薮内正晃さん(70)は「今は健康ですが、いつどうなるかわかりません。病院の役割分担もなんとなく分かっていたのですが、この研修で良く分かりました。かかりつけの医院を持つことが大切な事、これからのことを家族といろいろ話し合いたいと思います」と話していた。






