13日、大津市で「嘉田県政検証の県民のつどい」
◇大津
湖国政界の重鎮、武村正義元滋賀県知事がついに動き出した―。同氏らの呼びかけで「嘉田県政を検証する県民のつどい」(主催=同実行委員会)が十三日午後六時から八時半まで、大津市のピアザ淡海(県立県民交流センター大会議室)で開催される。これは盛り上がらない知事選(六月二十六日告示、七月十三日投開票)を市民の側に手繰り寄せ、新たな枠組みをつくろうとするものである。【石川政実】
市民の手で知事選候補者を
七月十九日に任期満了を迎える嘉田由紀子知事(63)。嘉田県政二期八年を県民の目線で検証し、次の県政の課題は何かを明らかにしようと、「県民のつどい」が開かれる。
琵琶湖と環境、県民の命や健康、市民参加や行政改革などといった各分野のエキスパートが嘉田県政の検証と問題提起を行い、多くの市民に知事選について議論を深めてもらおうとするもの。また嘉田知事も出席し、自らの「評価と課題」を語る。
内容的には、武村氏の基調講演「嘉田知事の登場と二期八年の嘉田県政について」に続き、分野別の政策検証が行われる。
分野別では、笠原吉孝・県医師会会長が医療・福祉・子育て政策、藤井絢子・ NPO法人 菜の花プロジェクトネットワーク代表が琵琶湖・住民参加・共生、大橋松行・県立大学教授が教育政策・公共事業・地方自治について、それぞれ嘉田県政を検証する。
これを受け嘉田知事が「二期八年を振り返って今思うこと」と題した講演を行う。その後、武村氏が進行役になって、会場からの質問や意見を受けて全体討議へ進めていく。
「県民のつどい」実行委の檜山真理・事務局長は「圧倒的な組織力を誇る政権与党の自民が担ぎ出した小鑓(こやり)隆史氏(47)に対し、最近では嘉田知事と三日月大造・民主党県連代表(42)のどちらに一本化するのかとマスコミをにぎわせているが、肝心の県民がなおざりにされている。このため市民、県民の側から、二期八年の嘉田県政を検証することで、いったん締めくくり、これからの課題を出していきたい。今後もこのような場をつくり、三日月氏にも、呼びかけていく」と話した。
参加は、五百円(資料代)。当日受け付けで、事前申し込み不要。定員二百人。
いずれにせよ、非自民勢力の結集のため嘉田氏と三日月氏の一本化に向けて、武村氏という大御所の力も借りて、市民の側から知事選の母体づくりが始まりそうだ。
武村正義氏=昭和四十六年、八日市市市長選に立候補して当選。昭和四十九年、県知事選に立候補し、当選。環境保全と草の根民主主義を展開。昭和五十四年に日本初の合成洗剤追放条例を制定し、昭和五十九年には県主催の「国際湖沼環境会議」を大津市で開催。武村県政(三期)誕生から、ちょうど今年で四十年を迎える









