自・公「推薦」で強力態勢 足並みの乱れ警戒する声も
◇大津
六月二十六日告示の知事選(七月十三日投開票)に向けて、元経済産業省官僚の新人、小鑓隆史氏(47)=自民、公明推薦=の事実上の決起集会となる政経パーティーが先月二十九日、大津市内で開催され、国会議員や県議、支援者ら約千五百人が参加して気勢を上げた。県選出の自民国会議員〇人から衆参五人へ復調した自民は、今回の知事選を重点選挙区に位置付ける。党本部から来場した石破茂幹事長は「党本部として全力を挙げる」と、檄を飛ばした。 【高山周治】
この中で石破氏は「鹿児島の(衆院2区)補選で勝った。沖縄市長選でも全力を挙げた。地方の選挙だから、補欠選挙だから、市長選だからといって、手抜きは一切しない」と力を込める一方、「知事選挙が国全体の流れを変えることは多い。相手が誰だろうと、自民は公明党と一緒になって全身全霊でやる」と引き締めた。
前回の知事選では、自民色を薄めるため自民県議と公明県本部の支援にとどまったほか、出馬表明の遅れや、ダブル選で行われた参院選との不十分な連携も響いて、再選を目指す嘉田知事に大敗を喫した。
しかし、今回の知事選では、安倍政権の高い支持率を背景に自民・公明の推薦で万全の態勢で臨み、県議と市町議と連携してあいさつ回りや駅頭での街頭演説を展開している。
立候補予定者の小鑓氏は「アベノミクスに歩調をあわせて、滋賀県の経済成長を着実に進める」と決意を述べ、激励に駆け付けた経産省時代の部下である鈴木英敬・三重県知事は「小鑓さんならば(県政発展の)ボタンをうまく押してくれる」と持ち上げた。
この一方で、足並みの乱れを警戒する声も上がった。県連総務会長の竹内照夫・大津市議は、県議長選での内部分裂に触れて「こんなことで選挙に勝てるのか」と声を荒げ、結束を呼びかける場面もあった。








