三日月衆院議員支援の意向
◇大津
嘉田由紀子知事は七日、六月二十六日告示の知事選(七月十三日投開票)について、「県民との約束を実現し、次の世代に種を植えこんだ。知事選には立候補しない覚悟を伝えたい」と、三選不出馬を正式表明した。
その上で、「政策と人物本位で、(八年間の)県政の中身を評価してもらえるのなら、評価していただける人に託してほしい」と、候補一本化を図ってきた民主党衆院議員、三日月大造氏を支援する意向を示した。
また、不出馬を決心した背景には、政策研究集団「チームしが」(共同代表=嘉田知事、三日月衆院議員)設立の見通しがついてきたことや、県流域治水条例の成立、三日月氏と原発政策のすり合わせができたことなどを挙げた。
三日月氏は、「県政を守り引き継ぐかたちで活動することになり、これまで以上の責任をもったと思う。現職の衆院議員の立場の取り扱いを含めて、今日、明日、明後日、責任の果たし方について熟慮し、決断したい」と、嘉田知事の意向を受け入れた。
嘉田知事は平成十八年、栗東新幹線新駅計画や丹生(長浜市)など六つのダム建設計画、大津市栗原の廃棄物処分場の凍結・見直しなどを訴えて初当選し、政策転換を図った。二期目では、原発が多く立地する福井県の隣県である「被害地元」の立場から「卒原発」を訴え、一昨年末の衆院選で日本未来の党を結成したが、大敗した。(高山周治)







