コナラがナラ枯れの影響で減少
◇大津
大津市はこのほど、ドングリのなる樹木の分布状況についての「平成二十五年度身近な環境市民調査」をまとめた。
市民に身の周りの動植物を調査することによって環境に興味を持ってもらおうと実施しているもので、百九十四人の調査員登録から、千二十二件、二千三百七十六本の調査報告があった。とくに報告の多かった七種類のドングリの状況は次の通り。
▽コナラ=市街地に少なく、山、山すそ、公園に広く分布している。また、住宅地の公園より、自然の多い公園に植えられている。平成十四年度の調査よりも、報告割合に減少が見られ、ナラ枯れの影響が懸念される。
▽クヌギ=コナラと同じく、市街地に少なく、山、山すそ、公園に分布している。また、住宅地の公園より、自然の多い公園に植えられている。
▽アベマキ=クヌギと似た分布を示しているが、分布数が少ない。山や公園が中心だが、社寺や学校にも分布している。
▽アラカシ=市街地から山まで広く分布している。生垣や街路樹として好まれる一方で、自然に分布するものもある。しかし、平成十四年度調査よりも、報告割合に減少が見られた。
▽シラカシ=アラカシよりも分布範囲が限られ、市街地における分布が多いのが特徴。生垣、街路樹としてとくに好まれる。平成十四年度調査よりも、報告割合に増加が見られた。
▽マテバシイ=市街地における分布がほとんどであり、建物や敷地の生垣として多数植栽されている。平成十四年度調査よりも、報告割合に増加が見られた。
▽スダジイ=公園、社寺に非常に多く分布している。とくに社寺については、件数だけであればアラカシが多いものの、割合でみればスダジイが圧倒的に多い。






