竜王町長 竹山 秀雄
6月の初旬に5日間、今年度国家公務員として奉職された3名のフレッシュマンが地方自治体の現場研修に来られました。全員が東京出身で、竜王町は初めてと言うことでした。
研修初日に私は、研修生の皆さんに、新聞報道で全国の自治体の約半数が将来消滅の可能性有りとの発表があり、本町がその中の一つに挙げられたこと。平成23年度に策定した第五次竜王町総合計画は人口問題を柱とする内容であり、諸々の取り組みを進めている最中での名指しとなったことに衝撃を受けたこと等々、人口減の本町の実態を頭に置いて研修して下さいと伝えました。研修期間が終わり、彼らからの報告には、“行政と住民の皆さんの距離が非常に近く感じました。東京では到底この様なことは考えられません。町内を巡回し何事も役場との関係で動いていますし、小さい自治体の強みとも思えました。このことを活かすことで特色ある町づくりが可能になるのではと思います。短い研修期間でしたが、若い方達の意見がもっと反映されることが、人口問題に対する鍵だと思います。行政としての取り組みのひとつである子育て支援にしても、町の課題を、もっと若い人達の声を求め、これからの行政施策として打ち出されるならば、若い方の定住に繋がるかと思います。働く場所もあり、商業施設も整っています。自然も豊かで合併せずに頑張っている竜王町を持続可能な自治体の手本にして欲しいと思います”との言葉を残してくれました。
私は、「将来の人口分布図をどのように描いていくのかを常に頭に置きながら人口対策を考え、住宅対象地域の計画を実現し、住宅環境を整えていく」このことが今回の報道で自分自身を鼓舞し、また研修生の曇りのない眼で本町を見てくれた意見に千金の重みを感じ、大きなパワーを貰えたと思っています。






