滋賀労働局
◇大津
仕事と子育てを両立できる雇用環境を整備する企業として、株式会社向茂組(東近江市)、大栄土木株式会社(近江八幡市)、株式会社平和堂(彦根市)が認定された。認定を受けた企業は三日、子育てサポート企業を示すマーク「くるみん」を滋賀労働局(大津市)で交付された。
この取り組みは、国の次世代育成支援対策推進法(以下、次世代法)に基づき、一般事業主行動計画を策定、実施し、認定基準(計画期間内の助成の育児取得率七割以上など)を満たした場合には、申請を行うことにより、労働局長の認定を得ることができる。
認定を受けた企業は、認定マーク「くるみん」を求人広告、自社の商品や広告、ホームページなどにつけることで企業イメージの向上や、それに伴う優秀な従業員の採用、定着に期待できる。また、雇用促進税制の一環として、税制優遇が受けられる。
今回認定を受けた向茂組(建設業)は従業員五十七人(男性四十九人、女性八人)。子どもの学校(保育園、幼稚園を含む)行事のための休暇制度を導入することを目的に、取得日数の制限がない学校行事休暇制度を新設、運用を始めた。
向茂夫社長は、「建設業界で若手が不足する中で、若い従業員が入社し、子を育てるため休暇をとり、再び職場に帰ってくれるのはありがたい」と、話していた。
同社は「建設業である当社は、現場が動き出したらなかなか休みを取りにくいこともあったが、子どもが小さい時は一瞬であり、学校行事に参加しやすいよう、休暇制度を導入した。運動会や入学式など、子どもの行事に参加しやすい環境をつくることにより、育児への男性の参加も増えたのではないか」とコメントしている。








