14日、びわ湖ホール
◇大津
県立びわ湖ホール(大津市)は十四日、スタインウェイ“ピノ”シリーズVol.1「林光に寄せる歌」を開催する。
びわ湖ホールの初代芸術監督、故・若杉弘氏が自宅で愛用したピアノ(昭和五十三年製スタインウェイ・ハンブルクモデル)が昨年、びわ湖ホールに寄贈された。
同ホールでは、若杉氏の生前のニックネームにちなんで、このピアノを“ピノ”と命名し、びわ湖ホールが制作するオペラの稽古などで活用してきた。
そこで今年度から、若杉氏に代わってびわ湖ホールを見守ることになったこのピアノの音色を楽しんでもらおうと、声楽や室内楽のコンサートシリーズ、スタインウェイ“ピノ”シリーズを企画したもの。
その第一弾として、若杉氏との親交が深かった作曲家の一人である故・林光氏の作品を紹介する。
林氏は、若杉氏らとともに戦後日本の楽壇を牽引してきた音楽家の一人で、日本語によるオペラの追求をライフワークとし、代表作の一つであるオペラ『森は生きている』はびわ湖ホールで平成十二年に初めて上演して以来、五回の再演を重ねている。
また二十一年のオペラ『森は生きている』公演では、オーケストラの一員としてピアノを演奏したピアニストで作曲家の寺嶋陸也氏、びわ湖ホール声楽アンサンブルで研鐙を積み、この春、任期満了により同アンサンブルを巣立った中嶋康子氏(ソプラノ)と迎肇聡氏(バリトン)が出演する。一般二千円(千五百円)、青少年千円で全席指定・税込み。かっこ内は、友の会会員。
プログラムは、わかれ(林光・曲/中野重治・詩)、四つの夕暮れの歌(林光・曲/谷川俊太郎・詩)など。チケットの問い合わせは、びわ湖ホールチケットセンター(TEL077―523―7136)。











