竜王町長 竹山 秀雄
町内に障がいをお持ちの方が自立を目指す作業所があります。社会福祉法人やまびこ作業所が設立されて今年は30年の節目を迎えられ、この間理事長、施設長の献身的な取り組みには、私も畏敬(いけい)の念を抱くばかりであります。作業所へ通所される人数も徐々に増え手狭な状態になって来たことから、新しく町内に、第2作業所 “こるり村”が誕生したのが2年前であります。
空家となっていた農家の家を改修され、自然と触れ合える環境にある建物です。
現在、通所されている方が12名、スタッフと合わせますと20名位です。毎年8月の一夜“こるり村夏まつり”が開催され、今年もお招きいただいたところです。
まつりに参加されている皆さんの「笑顔」、そして何よりも利用なさっている皆さんが活き活きと自分の役割をしっかりと果そうとされている姿には、感動すら覚えます。
そして、このおまつりには地元の方がご夫婦で、またご家族ご一緒にて参加して下さっています。
こるり村の施設長から“地元の皆さんからいつも心配りをしていただいています。採れた野菜などを届けて下さったり、除草作業をしていただいたり、そして催事を計画する毎に、この様にたくさんの方に来ていただけるのは、感謝の一言です”と、この言葉に“こるり村”が充実していることを感じました。
施設を利用しているMさんは私より年長で、やまびこ作業所内でも一番先輩にあたる方ですが、丸い目を輝かせて“い・らっ・しゃ・い・ま・せ”と元気一杯な声と笑顔からは、会場の皆さんがパワーを貰える位でした。
糸賀一雄先生が“この子らを世の光に”と言う言葉を残しておられます。“この子らに世の光を”ではありません。こるり村の夏まつりに参加して、通所している皆さんと作業施設のスタッフそして地元の皆さんが一つの輪の中で楽しい一時を持たれているのは、夫々が輝いているからではないでしょうか。
小さくてもきらりと輝く存在、自治体もこの様でなければいけないと改めて肝に銘じさせていただいた“こるり村の夏まつり”でした。






