県立近江学園
◇湖南
県はこのほど、県立近江学園(湖南市)に勤務する五十歳代の保育士(女性)に、同学園生活棟内で児童・生徒三人の髪を引っ張ったり、頭を叩くなどの虐待行為があったと、発表した。
虐待を受けたのは、特別支援学校小学部の児童一人と、同中学部の生徒二人で、六月に計四回確認された。県障害福祉課によると、小学部の児童に対しては、六月二十一日、パニックになった児童を落ち着かせるために、三人の職員と別室に運ぼうとした際、暴れた児童の髪の毛を引っ張った。
また、同月(日付不明)、同じ児童の片づけを支援していた際、児童が片づけをせずに走り出したため、頭を叩いた。
中学部生徒に対しては、六月ごろ(日付不明)、支援する中で、「何もできひん」「いらんことだけして」と、暴言を発した。
また、別の中学部生徒の事案では、六月ごろ(日付不明)、通常は就寝時は床の上に畳を敷き、その上に夜尿マットを敷くことになっていたのに、独断で畳を敷かずに直接夜尿マットを敷いて寝かせるネグレクト行為があった。
一連の行為は、六月二十二日、関係職員によって班長に報告され、明らかになった。これを受けて、県と同学園は虐待を行った職員を、児童に直接接しない業務に従事させた上、事実調査を進めてきた。
県は今後、原因の分析と、学園の運営、業務管理全般の検証を行い、その結果を踏まえて再発防止のための方策を検討するとしている。






