19日、シンポジウム
◇栗東
栗東歴史民俗博物館(栗東市)は、敷地内に移築した明治時代の農家、旧中島家住宅内の「へっつい」(かまど)の老朽化に伴い、解体・再築造に参画するサポーターを募っている。
旧中島家住宅のかまどの口は、用途別に五か所ある。京阪地域、湖南地域でよくみられた特徴で、湯沸かし、おかず、ごはん、祭りなどの炊き出し、牛のえさ用と使い分けた。
かまどは家の住人がつくることが多く、現在のかまども移築の際、博物館の職員が古老と共につくった。
今回の再築造は、平成二十七年五月から八月までの週末を中心に、解体、土つくり、積み上げ、上塗りなどの工程を三回に分けて行う。
また、このプロジェクトに関心を持ってもらおうと、十九日午後一時から、「へっついさんシンポジウム」を開く。
吉見靜子・岐阜女子大学名誉教授の講演「滋賀県の古民家~かまどから見えるくらし~」、報告の「かまどの3D計測調査」、「住宅の移築と初代かまど築造」、「どへっつい~土のもつ力と魅力」がある。最後に、市民参加によるかまど再生をテーマに討論を行い、締めくくる。
同博物館は「関心のある人ならば市内外を問わず参加してほしい」と呼びかけている。
定員は先着八十人。申し込みは同博物館(077―554―2733)へ。







