「景況感は悪化改善の足取り鈍い」
◇大津
大津商工会議所は、市内の会員企業百社を対象に、今年七月~九月期の景況を調査し、その結果を発表した。それによると、景況感は悪化し、先行きも改善の足取りが鈍いというものだった。
調査結果を示す指数として、DI指数(景気動向指数)を採用した。この指数は、実数値を示すものでなく、強気、弱気など経営者マインドの相対的な広がりを意味する。
景況は、全体の業況判断DI(前年同期比)がマイナス二三と、前四半期から一四ポイントも悪化した。前四半期にDIがマイナス八まで回復すると見込んでいたが、それより大幅に落ち込んだ。
業種別では、全業種で前回水準及び前回の先行き見通しより落ち込んだが、それは資材価格の上昇や八月の長雨などの影響があるとみられる。
先行きは、業況判断DIがマイナス一八とやや改善すると予想しているが、改善の足取りはなお鈍いものとなっている。業種別では、ものづくり補助金の下支えなどにより製造業がプラスに転じ、消費増税の反動減の影響が薄れる小売業が改善する見通しであるが、他業種は円安による燃料、素材価格の上昇で、それほどの改善はないと見込んでいる。






