「土・祈り・イマジネーション…岡本太郎の言葉とともに展」
◇甲賀
県立陶芸の森(甲賀市信楽町)は十四日から、特別企画「土・祈り・イマジネーション…岡本太郎の言葉とともに展」を開催する。会期は九月二十三日まで。
芸術のひとつの枠におさまることなく、様々なジャンルで足跡を残した芸術家の岡本太郎(一九一一~一九九六年)は、日本の美の根源を伝統の中から探った一九五〇年代、芸術とは生きることそのものと考え、絵画とともに土の芸術にも傾倒し、「陶芸の専門家ではないから、いまひねっているものがどんな風に焼きあがるのか、よくわからない。そこに、なかなかのスリルがあった。いわゆるヤキモノになろうがなるまいが、気にしないでどんどん作る」と綴った。
信楽では、大阪万博(一九七〇年)で手がけた「太陽の塔」のうち過去を表す黒い太陽(直径八メートル)のタイルを制作するなど縁深く、名誉町民にもなっている。
会場では、同氏が制作した陶芸作品や、魅了された日本の縄文式土器・弥生式土器、パプアニューギニアの土器、そして湖国の陶芸として、躍動感あふれる子どもたち(甲賀市内)の土の造形、社会福祉法人大木会一麦、信楽青年寮の造形、日・米・伊のアーティストの作品を紹介する。
なお、関連企画として、公開講座「土と身体性―今、触ることとは」が七月十八日午前十一時から、陶芸館内のホールで開かれる。講師は、滋賀大学教育学部の大嶋彰教授、国立民族学博物館の廣瀬浩二郎准教授。
企画展の入場は、一般六百円、高大生四百五十円、中学生以下無料。月曜休館。七月二十日、九月二十一日は開館し、七月二十一日に振替休館。
問い合わせは、陶芸の森(TEL0748―83―0909)へ。







