20年間売電事業展開へ
◇長浜
大阪ガス(株)の子会杜であるエナジーバンクジャパン(株)は今月から、長浜市高月町の湖北土地改良区が管理する用水路を利用して流水式小水力発電事業を開始している。
発電容量が百キロワット以下の水力発電で、国の再生可能エネルギー固定価格買い取り制度を利用する民間事業は全国で初めてという。
小水力発電は、設備費が割高になるため、これまで主に自治体・土地改良区が主体で取り組みが進められてきた。
しかし、エナジー社は、発電装置の建設費を削減し、発電設備を賃貸することで設備コストの抑制にも努め、事業化にこぎつけたもの。
小水力発電は水車を組み込み、水路の段差を利用して強い水流を得て発電する。
同発電設備は、湖北土地改良区が管理する用水路の五号落差工(出力十五キロワット)と十号落差工(十キロワット)に設置されている。
この一日から稼働しているのは五号落差工(写真)だが、九月には十号落差工も稼働する。
大阪ガスでは「一般家庭約四十世帯の年間消費量に相当する電力を起こすことになる」と話している。今回の事業は、県が策定した「県再生可能エネルギー振興戦略プラン」に沿ったもので、エナジー社が事業スキームを構築し、固定価格買収制度により二十年間の売電を行う。






