心豊かな子らの暮らし紹介 栗東市で囲む会
◇栗東
フィリピン・ミンダナオ島でNGО「子ども図書館」を運営し、子どもたちの教育などを支援する松居友さん(62)を囲む会が栗東市内で開かれ、子連れの母親や子育て支援する市民が集まった。
この中で、絵本作家、児童文学者でもある松居さんは、「生きる知恵」が詰まった東西の昔話を語り、遊びを通した子どもの自立心の獲得、親の寛大な見守りの大切さを話した。
また、日本の教育の現状を、「大人が(子どもを押さえつける)天狗ばかりになっている。危ないんじゃないかと心配」と、過度な競争に表情を曇らせた。
また、現地の生活を収録したスライドでは、物に恵まれなくても、自然に育まれ、心豊かな子どもたちの暮らし、遊びを映した。最近では日本の青少年を短期で受け入れており、「落ち込んでいた子どもも、あそこ(ミンダナオ島)へ行けば救われる。そういう場所があれば日本でも暮らしていける」と紹介した。
また、「子どもが家でも、学校でもなく、その中間でいきいきと遊べる場所が大事。たくさんの子が遊べる社会、子育てを安心してできる社会がいい」と、語った。
松居さんはミンダナオ島での図書館運営の一方、大手教育出版で絵本の編集にたずさわった経験から、教育や文化に関する著書、絵本などを多数出版。日本国内で、教育や現地の紹介をテーマにした講演活動も行っている。同NGОのホームページで活動を詳しく紹介している。







