多彩な古典芸能を上演 11月7日、8日 県文産交流会館
◇米原
明治時代の芝居小屋をイメージした県立文化産業交流会館(米原市)内の特設舞台で、県ゆかりの邦楽や邦舞を上演する「長栄座ルネサンス近江開幕」が十一月七日、八日に開催されるのを控えて、舞踊家ら関係者が記者会見した。
この事業は、京都の芸舞妓の可憐な舞や、日本舞踊の一流のプロ実演者の古典芸能を、昔ながらの芝居小屋で上演するもので、主催の滋賀県文化振興事業団は「古典芸能は敷居が高く敬遠されがちだが、リラックスして楽しめる内容となっています」とPRしている。
特設されるのは、明治十六年(一八八三年)、長浜市内にあった芝居小屋「長栄座」。客席には、二本の花道があり、側面には桟敷席が設置され、舞台上部や桟敷席の上には、提灯が飾られ、舞台には黒、柿色、萌黄色の定式(じょうしき)幕が張られている。休憩時に客席で弁当を食べたり、飲み物をとるなどくつろいだ雰囲気で鑑賞できる。
初日の十一月七日は、「風流花舞姿(ふうりゅうはなのまいすがた)」。京都・宮川町歌舞会に所属する芸舞妓たちが、可憐な舞を披露。狂言師の茂山逸平が司会を務め、楽しい話や座敷遊びを交えて解説する。
二日目の同月八日は、「芸能古今東西」~面白の芸能絵巻~。日本舞踊の尾上菊之丞、若柳吉蔵、民謡の成世昌平らが出演。演目には、海外の日本茶ブームに目を向けた創作舞踊「御茶紀行」、滋賀の地酒をテーマにした創作地歌「滋賀の地酒祝い唄」などを上演する。
いずれの事業も入場は一般三千円、青少年(二十五歳)千五百円。二日間セットは、一般五千円、青少年二千五百円。問い合わせは県立文化産業交流会館(TEL0749―52―5111)へ。







