自治刻刻 びっくりぽん
♪♪朝の空を見上げて今日という一日が・・・思い通りにならない日は、明日がんばろう♪♪NHKの朝ドラ「あさが来た」のテーマソングが爽やかに流れます。幕末から明治維新にかけて、主人公のアサは大阪の両替商に嫁ぎました。新選組を相手に「両替商は信用が第一、刀と信用は真逆のもの」と啖呵(たんか)を切ったりする活発で陽気な若奥さんで仕事にも熱中してゆきます。ときどき驚いた時にでる言葉が「びっくりぽん」。当時の「奥様」は店(表)や仕事には口を挟まず、家(奥)を守ることが役割で「女は勉強する必要はない、してはならない」時代でした。
NHK大河ドラマ「花燃ゆ」でも明治初期の群馬県の農村部で主人公の美和は、生糸を紡ぐ女性や子供に勉強を進めますが拒否されます。女性も子どもも文字を知らなくても仕事ができればよく、勉強する時間はもったいないのです。憲法26条2項に「すべて国民は・・・その保護する子女に普通教育を受けさせる義務を負ふ。」とありますがこうした戦前の状況を反映したものです。「知る」ということ、教育を受けるということは大切な基本的人権。
ところで、国民に何も知らされずに「大筋合意」したのがTPP交渉。国会決議に違反し、米や牛肉など重要5項目を含め農林水産物の8割以上を関税撤廃。医薬品の特許期間の延長や企業が相手国の政府を訴えるISDS条項など国民の利益よりも多国籍企業の利益を優先するものです。「大筋合意」の内容が明らかになれば「びっくりぽん」では済みません。アメリカでも民主党や次期大統領候補のクリントン氏も反対を表明、カナダやオーストラリアでも問題を抱えています。今後、協定書の作成や国会承認が必要であり、まだ「終わった」訳ではありません。
安保法制で行動するSEALDsの女子学生の言葉「空気を読んでいては、空気はかわらない」、多くの国民が立ち上がっています。新しい朝は必ずやってきます。♪♪思い通りにならない日は、明日がんばろう♪♪元気に明るく力を合わせましょう。






