自治刻刻 “郷土再生元年”仕事始めの年頭訓示で新たな出発
昨年は竜王町が誕生して60年、還暦の節目の年でありました。
平成28年は本卦還りから新たな一歩を踏み出す年であります。60年の歩みの中には計り知れない程の先人の足跡があることに想いを馳せ、今一度まちづくりの原点に立ち戻らねばならないと思っています。
私は毎日の執務の中で、何度と無く“行政経営”と言う表現を使わせていただいていますが、地方の財政状況が厳しさを増して来ているだけに、経営の文字が持つ意味の重さと奥深さを改めて考えてみる必要を感じています。
地方創生の中で“起業”の文字が出てまいりますが、会社を興すには“土地、労働、資本”の三要素が必要とは遠い昔に学んだ経済の初歩であり年頭に際し、このことが行政経営に最も大切な原点ではなかろうかと思います。土地とは、都市計画の中で重要な要素ですし、労働とは、全国的な課題となっている人口問題に通じる人に関してのことであり、資本とは財政健全化への取り組みが不可欠な状況にあることそのものと考えます。年頭に際しまさに土地、労働、資本の原点がまちづくりにおいても基本となることを自分自身の訓示と致したところであります。
竜王町は人口減少が続いている状況にありますが、地方版総合戦略では人口問題に特化した内容で詰めの作業を行っており、人を大切にすることが人口問題への大切な鍵であると町の皆さまに伝えながら総合戦略を皆さまとともに共有してまいりたいと考えています。
本町にはまだ人口増へ向えるチャンスが残っており、果敢に人口問題を含めた町の活性化に向ってまいりたいと考えています。そのひとつとして滋賀竜王工業団地への企業進出により竜王町にお勤めになる方々が本町で住んで下さるならば人口増に繋がり、その為の受け皿作りこそが行政として取り組まねばならない重要な課題と認識しております。
61年目の夜明けが郷土再生の元年となり、町の皆さまにとりまして充実した一年となりますことを念じつつ、東近江地域の皆様にとりましてもこの一年が佳き年になりますことをご祈念申し上げます。






