PR犬「キャロル」と疑似体験
◇近江八幡
近江八幡市の武佐コミュニティセンターで十六日、介助犬について学ぶ「子ども福祉学級」が開かれた。
武佐学区子ども体験活動協議会が、地域の子どもたちに福祉について学んでもらおうと、介助犬の普及支援を行っているJA共済を通じて愛知県長久手市にある社会福祉法人日本介助犬協会の介助犬総合訓練センターのスタッフとPR用の介助犬「キャロル」(ラブラドールレトリバー、メス、四才)を迎えて開いた。
会場になった二階ホールには、小学生を中心に保護者も含め約四十人が集まり、介助犬の説明に聞き入った。
スタッフからは、福祉犬には、盲導犬、聴導犬、介助犬などが人のために育成され、活躍していることやそれぞれの犬の役割の違いや、介助犬は全国で七十三匹おり、滋賀県内には三匹が働いていることを紹介。また、福祉犬は、仕事をしているので出会ってもさわったり、声をかけたりしないことなど、協力を呼びかけた。
続いて、子犬が立派な介助犬に育っていく過程を描いた紙芝居「世界でいちばん幸せな犬」を楽しみ、理解を深めたあと、キャロルが落ちた鍵を拾ったり、隠した携帯電話を探し当て、スタッフの手元に運ぶ仕事ぶりを見学し、子どもたちは、「テイク(物を持ってくる)」や「ギブ(物を渡す)」の指示通りに仕事をこなすキャロルに拍手を送った。
最後に、参加した子どもの代表が車椅子に乗って、キャロルに落ちた鍵を拾う指示を体験し、人のために働く介助犬について学んだ。
体験した石川玲衣さん(武佐小三年)は「キャロルは、拾った鍵をすぐに手に乗るように渡してくれた。楽しかった。たいへん勉強になりました」と話していた。






