日本画郷土美術と現代美術のコラボ
◇大津
県立近代美術館(大津市)は三月二十七日まで、新収蔵品を中心にした日本画郷土美術と、コラージュ技法を用いた名品を選りすぐった現代美術を紹介する常設展示を行っている。
日本画・郷土美術は新収蔵品を中心に、近江八幡市出身の染色家、志村ふくみ氏の優美な紬織着物を紹介する。志村氏のほか、関西洋画壇の重鎮・黒田重太郎(大津市出身)、日本画の京都画壇の巨匠・山元春挙(同市出身)、詩情あふれる水墨画家・茨木杉風(近江八幡市出身)らの作品も展示する。
一方、現代美術「コラージュの世界」では、切り貼りの技法であるコラージュの名作を展示する。この技法は、パブロ・ピカソらによって発明されたパピエ・コレ(貼り紙)が始まりとされる。
展示される「シャボン玉セット 宇宙の物体」は、下部にシャボン玉を吹くパイプが置かれ、正面にシャボン玉に見立てられた巨大な月やサーカスが綱渡りを思わせる金属線が配されて、子どもの頃の夢のような楽しい作品に仕上がっている。
観覧は一般五百円、高校大学生三百円。毎週月曜休館。ただし三月二十一日開館、翌二十二日休館。問い合わせは県立近代美術館(TEL077―543―2111)へ。









