自治刻刻 日野ひなまつり紀行
早春の陽ざしのなかで、おひな様がにっこりと微笑んでいます。今年も150ヵ所でおひな様を飾っていただき「日野ひなまつり紀行」が開催されています。家の内から外、座敷から通りを行く日野祭を見物するためにつくられた「桟敷窓」がひなまつり紀行では、外から内、通りから座敷に飾られたおひな様を見物する窓になっています。子どもの元気な育ちを願う思いが込められた雛飾り、みんなで元気な町をつくろうという思いも込められています。大窪~村井~西大路の通り、近江日野商人館、まちかど感応館、旧西田邸、近江日野商人ふるさと館、綿向神社。見どころがいっぱい。この町に生まれこの町に暮らす。この町に来てこの町に暮らす。この町に来てこの町にふれる。定住、移住、交流、人々の心が温かくなるふるさとづくりはいいものです。
ところで、ふるさとから離れざるをえなくなった人もおられます。3・11東日本大震災から5年。津波の傷跡、原発の放射能汚染。自然の猛威を思い知ったあの日の記憶。放射性廃棄物の処理もされないまま安全性も確認されないまま「あの日」がなかったかのように原発再稼働。安全神話を鵜呑みにすることなく自然に畏怖の念をもって向き合うことを教訓として学んだはずでした。「あの日」を人と自然が真に共生する時代への転換点としなければなりません。「ふるさとは近きにありて愛するもの」どこの地域にも独自の資源と特性があり、人々が真面目にコツコツと生き暮らしています。競争社会から共生社会へ。ふるさとに誇りと愛着をもって元気で温かなまちづくりを進めるために力を合わせましょう。
ひなまつり紀行は3月13日まで。3月5日・6日は、お食事処、コンサート、日野祭囃子、人力車、人間びな、餅つきなどイベント盛りだくさん。早春の風に誘われてふらふらと歩いてみて下さい。きっと心が温かくなります。






