関西で唯一、大津歴博で開催
◇大津
文化庁主催の企画展「発掘された日本列島2016」が、大津市歴史博物館(大津市)で開催されている。九月十一日まで。
全国で発掘された最新の調査成果を紹介する国内五か所の巡回展で、関西では大津市のみ。
同展では、新発見速報展のほか、東日本大震災の復興事業の一環として行われている岩手、宮城、福島の三県の調査成果を紹介する特集一、そこからの復興の歴史にも焦点をあてた特集二からなり、旧石器時代から近代までの三十六遺跡の約七百点を展示する。
展示されるのは、豊かな装飾をあしらった縄文土器(新潟県の六反田南遺跡、縄文中期)、甕棺(かめかん)におさめられた青銅の剣(福岡県の岸田遺跡、弥生中期)、秀吉の城を飾った金箔瓦(京都市の伏見城跡、安土桃山時代)など。
また、全国巡回展示にあわせて、同館オリジナルの地域展示として、「渡来した人々の足跡―大津の古墳群と集落跡―」も同時に開催される。内容は、死者に供えたかんざし(大津市の穴太古墳群、古墳時代)、騎馬文化を示す馬具(栗東市の新開一号墳、古墳時代)など、県内の約三百点を展示する。
一般八百円、高大生四百円、小中生二百円。月曜休館。問い合わせは同博物館(TEL077―521―2100)へ。
なお、関連する講演として、▽二十日「渡来人の集落とお墓―最新の市内の調査成果より―」西中久典氏(大津市教委文化財保護課)▽二十七日「発掘された日本列島2016 徹底解説」近江俊秀氏(文化庁文化財部記念物課)▽九月四日「近江に渡来した人々の活躍」吉永眞彦氏(大津市教委文化財保護課)が予定されている。
各回午後二時から。有料。事前申込みが必要。







