自治刻刻 ゴジラ
盆の休みに映画「シン・ゴジラ」を観ました。海底に投棄された核廃棄物を食べて成長したゴジラが東京に上陸し都市を破壊します。いったん海にもどり再上陸しさらに進化、自衛隊の攻撃にもビクともしません。ゴジラのエネルギーは体内でつくられる核エネルギーで放射能を撒き散らします。いよいよ、ゴジラを倒すために日本に3度目の核兵器を首都東京で使用することが国連で決定されます。一方で各省庁の職員が連携し、ゴジラの封じ込めを検討するのですが・・・。ここからは映画が公開中ということもあり掲載できませんが、先ごろ福島原発の汚染水を遮蔽する計画は破綻という報道がされ、ゴジラは制御できない核エネルギーと重なります。いろいろ考えさせられる映画でした。ぜひ映画館でご覧いただきたいと思います。
ところで、オバマ大統領は、5月、伊勢志摩サミットの後、広島を訪れ「核兵器廃絶への努力」を語っています。そのオバマ大統領が核兵器の「先制不使用」宣言を検討していることについて、安倍首相が「核抑止力」維持の観点から反対したと報道されました。日本は、唯一の被爆国であり核兵器廃絶のために世界をリードする立場にこそたつべきです。
ゴジラ映画の第1作は、昭和29年11月。ゴジラが水爆実験で安住の地を追われ、東京に出現したというものです。当時、ビキニ環礁での核実験と第五福竜丸の被爆事件が社会問題となっていました。
今年も8月6日午前8時15分、お寺の釣鐘がならされました。忘れてはならない歴史と記憶。夏の名残を惜しむような蝉の声、木立から吹き渡る心地よい風。頭を垂れる稲穂。もうすぐ秋。人々が自然とともに共生する社会、核兵器と戦争のない平和な社会を築くために力を合わせましょう。






