「1試合1試合全力で」
◇湖南
WBC世界バンタム級タイトルマッチで、日本男子歴代二位に並ぶ十一回目の王座防衛を果たした山中慎介選手がこのほど、三日月大造知事を表敬訪問した。
この日、山中選手は、出身地・湖南市の谷畑英吾市長に防衛成功を報告した後、県庁に到着。正面玄関には、たくさんの県職員が拍手で出迎えた。
山中選手は三日月知事からの祝福を受け、「前回は苦戦していたので今回は覚悟を決めていた」という最強の相手との再戦について、「厳しい戦いを予想していたが、序盤から手ごたえがあった」と振り返った。
会場には、湖南市からの応援団がバス六台で駆けつけたといい、「声援が後押ししてくれた。前の二戦は、(判定で)納得いかない形だったので、予想以上の結果でこたえられた」と笑顔を見せた。
また、三日月知事が「(十三度の連続防衛の記録をもつWBAライトフライ級の)具志堅さんの記録までもう少しですね」と水を向けると、山中選手は「そこは(みなさんから)期待されますが、一試合一試合全力でがんばっていきます」と表情を引き締めていた。
山中選手は十六日の世界ボクシング評議会(WBC)バンタム級タイトルマッチで、元WBAバンタム級スーパーの王者で過去十二度防衛成功した実績をもつバンタム級一位、アンセルモ・モレノ(パナマ)と一年ぶりに再戦した。山中選手は昨年、僅差の判定で辛勝したが、今回は「神の左」と称される左ストレートで、鮮やかな七回TKОを決めた。







