自治刻刻 ふるさと
お彼岸さん、昼と夜の時間が同じになり、お日様が真東から昇り真西に沈みます。彼岸の中日(今年は9月22日)は秋分の日、祝日法では「祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ日」です。この頃、「彼岸花」が真紅な花をつけます。暦も知らないのに毎年いつも畦道に咲き誇ります。それも早く出すぎると雑草と一緒に刈られてしまうので稲田の刈り取りが終わったころを見計らったかのように出てきます。お彼岸さんが過ぎると「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉どおり涼しくなります。虫の声が聞こえ、赤とんぼが飛び交うふるさとの情景は心にしみいります。
秋分の日、わたむきホール虹で、日露交歓コンサートが開催され、チャイコフスキー記念国立モスクワ音楽院の皆さんが本場のクラッシク音楽を演奏してくださいました。全国12カ所で開催されるコンサートが日野町で開催されたことはありがたいことです。日野少年少女合唱団も共演し大いに盛りあがりました。聞いたことのあるメロディー♪オニのパンツは、いいパンツ♪の「フリクラ・フニクラ」の曲をソプラノ歌手のナターリャさんが歌い上げると拍手喝采。「証城寺の狸囃子」をアレンジした演奏にも会場が沸きました。そして、フィナーレは「ふるさと」を全員合唱、3番まで日本語で歌ってくださいました。
ところで、ふるさとの2番の歌詞♪いかに居ます父母♪、3番の歌詞♪志を果たして、いつの日にか帰らん♪と、ふるさとを離れて歌う歌になっています。室生犀星の詩もまた「ふるさとは遠きにありて思うもの」です。自分が生まれ育ったふるさとには郷愁があります。ふるさとを離れた人に「ふるさとが日野でよかった」という町をつくりたいと思います。今、第二のふるさととして移り住んでいただいている人も増えています。「ふるさとは近きにありてつくるもの」ふるさとに誇りと愛着をもって、住み続けたい、住んでみたい町をつくるために力を合わせたいと思います。






