大津市歴史博物館
◇大津
大津市歴史博物館(大津市)は今月二十七日まで、ミニ企画展「昭和の琵琶湖観光案内」を開いている。大正末から昭和までの琵琶湖の観光にまつわるポスターやパンフレットの約八十点を展示し、当時の琵琶湖観光の様子や世相を紹介する。
かつて湖上水運でにぎわった琵琶湖は、明治時代になると鉄道開通による交通の変化などによって、物資の輸送路としての役割が低下した。
その代替として注目されたのは、琵琶湖周辺の風光を生かした観光事業だった。明治から琵琶湖へ観光客を集めようとした努力は、全国に交通網が整備され、人々にとって旅が身近になった大正末から昭和にかけて実を結ぶ。
展示では、みどり丸などの大型観光船が就航し、京阪神を中心に人気を集めた大正・昭和前期、行楽の自粛の世相を受けて戦時下を意識した観光宣伝となった戦中、島めぐりやショーボートで本格的に復興した戦後の琵琶湖観光をひも解く。
一般三百二十円、高大生二百四十円、小中生百六十円。月曜、二十四日休館。問い合わせは同館(TEL077―521―2100)へ。







