下水熱利用事業実証実験開始
◇大津
関西電力はこのほど、大津市、積水化学工業と共同で大津市企業局水再生センター内(大津市由美浜)において、下水熱利用実証実験を開始した。実験期間は平成三十年三月末まで予定している。
これは同市内への下水熱利用事業を普及促進するための共同研究で、関西電力と積水化学が大津市へ実証事業の依頼を行い、市から承諾を受けたもの。
これまでの下水熱事業は、下水道管網を流れる下水や、処理場において処理された後の処理水の熱を活用するものだったが、今回の実証実験は、下水処理場内の消毒槽で処理する過程の下水が安定した量を確保できることに着目し、その熱を空調に利用する全国で初めての取み組みで、下水熱交換器の性能評価も実施する。
また、下水熱採熱量を向上させる仕組みを取り入れ、熱回収性能の向上を目指した検討評価なども行う。
関西電力では「今回の実証実験の結果が実用化されれば、未利用エネルギー資源の活用に繋がり、温室効果ガスの削減や光熱費の低減が期待できる」としている。







