噂通りの実力を見せた秋季大会
昨秋の滋賀県大会で見事優勝を飾り、続く近畿大会でもベスト4入りを果たし二年連続のセンバツ出場を決めた滋賀学園高校。その快進撃に迫る。
新チームは昨年からのレギュラーメンバーが数多く残り、県内はもちろん、全国でも注目されるほどの実力を見せてくれた。
投手陣は昨年からの主戦神村月光(ひかり)投手に加え、秋に急成長の棚原孝太投手の二枚看板で秋季大会を勝ち上がってきた。
打撃陣では昨年からの正捕手でプロも注目の後藤克基選手をはじめ、同じく昨年からのメンバーの小浜崚史選手、武井琉之選手など切れ目のない打線になっている。
好成績を収めた秋の戦いを振り返る。
県大会は二回戦からの登場で愛知・能登川・長浜農の連合チームを7対0、三回戦では虎姫を12対0と二試合連続コールド勝ちと勢いに乗る。
準々決勝では比叡山を6対2、準決勝は八幡商業を10対0で破った。決勝は近江高校。終盤まで大接戦を繰り広げ、延長十四回にサヨナラ勝ち。見事優勝を決めた。
近畿大会初戦は和歌山県代表の智弁和歌山高校。試合は両チーム合わせて七本のホームランが出る乱打戦に。この乱打戦を13対6で制し、ベスト8に駒を進めた。
勝てばベスト4、そしてセンバツ出場が見えてくる準々決勝は、昨年と同じ兵庫県代表の報徳学園との対戦。
試合は二回に知念良智選手のソロホームランで先制。投げては背番号10の棚原孝太投手が報徳学園打線から八奪三振を奪う力投で見事完封。二年連続の準決勝進出を決め、センバツ出場に大きく近づいた。
準決勝の相手は大阪府代表の履正社高校。プロ注目の安田選手や若林選手、竹田投手などを擁し、全国トップレベルの強豪校だ。
試合は三回、履正社が安田選手のタイムリーで先制。しかし四回、滋賀学園は二死から中西亮太選手のタイムリーヒットで同点に追いつき、さらに小浜峻史選手のタイムリーヒットで逆転に成功。全国屈指の強豪にも一歩も引けを取らない。
しかし、徐々に突き放され、六対二で迎えた最終回。無死満塁のチャンスを作ると、武井琉之選手のタイムリーヒットで一点を返す。
さらにチャンスは続いたが、反撃もここまで。6対3で敗れた。
しかし、敗れた相手の履正社高校は近畿大会を制し、明治神宮大会でも優勝した。その相手に好ゲームを見せてくれた滋賀学園高校はすごかった。
今年こそ、昨年のセンバツで超えられなかったベスト8の壁を越える期待が持てる。
滋賀学園高等学校野球部 沿革
1999年 硬式野球部 創部
2009年 夏季県大会 優勝
第91回全国高校野球選手権大会 初出場
2012年 秋季県大会 準優勝
秋季近畿大会 初出場
2015年 秋季近畿大会 準優勝
2016年 第88回選抜高校野球大会 ベスト8
秋季県大会 優勝
秋季近畿大会 ベスト4
2017年 第89回選抜高校野球大会
2年連続出場
センバツへの軌跡
◆秋季県大会2回戦
滋賀学園 7-0 愛知・能登川・長浜農 連合(8回コールド)
◆秋季県大会3回戦
滋賀学園 12-0 虎姫(5回コールド)
◆秋季県大会準々決勝
滋賀学園 6-2 比叡山
◆秋季県大会準決勝
滋賀学園 10-0 八幡商(5回コールド)
◆秋季県大会決勝
滋賀学園 4-3 近江(延長14回)
秋季県大会初優勝・近畿大会出場
◆秋季近畿大会1回戦
滋賀学園 13-6 智弁和歌山(8回コールド)
◆秋季近畿大会準々決勝
滋賀学園 1-0 報徳学園
◆秋季近畿大会準決勝
履正社 6-3 滋賀学園
滋賀学園高等学校 校歌
森 はな作詞 嵐野英彦 作曲
一、
歴史は古き 万葉の
文化の郷は 陽に映えて
平和の場に 風わたる
集うわれらは 相愛の
真情燃えて 明日を呼ぶ
ああ わが学舎 滋賀学園
二、
鈴鹿の峰の 朝ぼらけ
黎明の空 雲流る
理想遙かに まっしぐら
足並みそろえ 行くところ
希望は燃えて 明日を呼ぶ
ああ わが学舎 滋賀学園






