156基を使用停止、改善着手
◇大津
大津市が「不適合」と判断された公園遊具156基を8年間放置していたと本紙が報じていた問題で、同市はこれらの遊具の使用を停止し、改善対策を始めた。
この問題は、2009年3月までの一斉点検で市内の都市公園の遊具全体の2割に当たる157基(1基はすでに廃止)が、業界団体の定める安全基準で「生命に危険、あるいは重度の恒久的な障害をもたらしうる」不適合と判定されたにも関わらず、財政難を理由に改善されず、放置されていたもの。
修繕対策としては、基礎ブロックが露出して、落下時に頭をぶつけるなど重大事故が予想される個所については、ゴム製のカバーを取り付けるなどして緊急対応している。
首を挟みやすい隙間(すきま)などについては、6月補正予算を組んで対応する。ただし、老朽化のため修繕・新設するか、もしくは今後の利用が見込めなければ廃止するか、総合的な判断も行いたいとしている。
同市公園緑地課は「長期にわたって改善できなかったことを反省している。今回を緊急事態と受け止め、設置者の大津市と指定管理者の大津市公園緑地協会で互いの役割を再確認し、今後このような事態が再発しないよう引き継ぎたい」としている。(高山周治)







