彦根東高校 副キャプテン 高村真湖人選手(3年)
◇東近江
4年振り2回目の夏の甲子園出場を決めた彦根東高校。その中で、副キャプテンとして、また3番打者としてチームを引っ張っているのが高村真湖人選手(聖徳中学校出身)だ。
昨年夏もメンバーとして試合に出場していたが、水口高校戦で自分のミスから失点し、そのままチームは敗退。先輩たちとの夏は早すぎる終わりを迎えた。「悔しさを持ってこれから過ごせ」と村中隆之監督に言われ、自分たちの代では必ず甲子園に行くとチーム全体が結束し、今年の滋賀大会を勝ち抜いた。
高村選手が一番苦しかった試合は3回戦での滋賀学園戦だったと言い、「春の選抜にも出場したチームなのでこの試合が一番のヤマだと思っていた」と話してくれた。その試合で決勝のソロホームランを放ち、チームの勝利に大きく貢献した。このホームランが高校生活初のホームランで、「高めのストレートを振り抜くことができた。自分自身を見つめ直し、練習に取り組んできた結果だと思います」と話した。
決勝戦でも先制のタイムリーを放ち、チームに勢いをつける活躍でチームを牽引。見事甲子園出場を決めた。「ホームランの後に、自分のバッティングを崩すことなく逆方向を意識し続けてこれたことがあの先制タイムリーに繋がったと思います」と語った。
最後に両親への気持ちを聞くと「練習で遅くなったり、疲れてイライラしたりすることもあったが、何も言わずに毎朝早く起きてお弁当を作ってくれた。決勝戦の前にお昼を食べようとお弁当を開けると、両親からのメッセージが添えられていた。試合前なのに少しグッときたが、甲子園出場で恩返しできたかな」と話してくれた。






