竜巻被害からの復旧への一助に
【湖北】 長浜東ロータリークラブ(事務局・長浜市港町、本庄浩二会長)と福島中央ロータリークラブ(事務局・福島県福島市、大出隆秀会長)がこのほど、6月の竜巻で大きな被害を出した県立森林公園「きゃんせの森」(米原市夫馬)の復旧と整備に向けた寄付を共同で行った。
長浜東ロータリークラブは長浜市と米原市を区域とするクラブで、1976年の創立以来、市民の森づくりを提唱して緑化運動を進めている。2011年の東日本大震災時、義捐金として福島中央ロータリークラブに寄付金を贈呈したことをきっかけに、15年5月に友好クラブとして調印し、交流を重ねてきた。
今年6月29日、米原市内で竜巻と見られる突風が発生し、家屋や山林に大きな爪痕を残した。約3・4ヘクタールある同公園でもアカマツやコナラなどが多数倒木し、壊滅的な被害となったことから、現在、全面立ち入り禁止となっている。
同竜巻をはじめ、豪雨や台風などが頻発して西日本を襲った今年の状況を報道で知った福島中央ロータリークラブが長浜東ロータリークラブに「何か力になれることはないか」と連絡をとったことをきっかけに、両クラブによる寄付を行うことが決まった。今回の取り組みは、友好クラブの調印後、両クラブにとって初の共同事業となる。
県庁を訪れた両クラブの代表者らは、三日月大造知事に寄付金150万円の目録を手渡した。
長浜東ロータリークラブの本庄会長は「2つのクラブの活動が地域貢献の一助となれば。是非、有効に活用してください」、福島中央ロータリークラブの大出会長は「今年6月に福島で開催された全国植樹祭では滋賀県からアカマツの種を贈っていただいた。他にもいろいろな縁でつながっていますので、これからもよろしくお願いします」と述べた。
三日月知事は「県と福島県はカウンターパートとして連携している。その福島県と地元長浜市による共同活動を嬉しく思う。頂いた寄付は、緑と癒やしを感じてもらえる空間を1日も早く復旧できるように活用します」と県民を代表して謝意を伝えた。
寄付金は今後、同公園にコナラ、クヌギ、ロウバイなどの苗木約160本を植栽して森の再生に活用するとともに、今後の災害に備えた危険木の予防伐採に使用される。






