自治刻刻 感心、「はやぶさ2」
「はやぶさ2」が3億4千キロも離れた小さな惑星「リュウグウ」に着陸しました。地球から送る操作信号が返ってくるのに40分もかかるので、自ら判断し自動制御で着陸したそうです。科学の力はすごいと感心します。
ところで、1969年7月20日に、アポロ11号に乗り組んだアームストロング船長ら2人が月にはじめて降り立ちました。ちょうど50年前のことです。今は、誰でもスマートフォンで色んなことができますが、当時、計算手段はソロバンの時代です。よくぞ緻密な軌道計算をし、月面着陸・帰還したものだと「感心」します。
「科学の力」は素晴らしいけれど過信してはなりません。3・11東日本大震災から8年になります。安全で安価でクリーンなエネルギーと喧伝されてきた福島原発の廃炉処理は一向に進まず、汚染水は増加する一方です。核燃料など放射性廃棄物の無害化には10万年かかるともいわれています。地震の発生を抑止することも放射能を完全に制御することも「科学の力」でできるものではありません。
そして、今もフクシマでは厳しい状況が続いています。厳しい状況といえばオキナワも同じです。米軍基地が集中し、いつも危険と隣り合わせの「基地の島」、そのうえ、政府は、辺野古に新基地建設を進めています。憲法95条には、「1つの地方公共団体のみに適用される特別法は、~住民の投票においてその過半数の同意を得なければ~制定することができない」とあります。2月24日、辺野古基地建設の是非を問う県民投票が実施されました。投票率が50%を超え、反対が70%を超えました。基地建設反対が圧倒的な県民世論であることが再確認されました。
「汚染水は完全にブッロクされている」とか「あそこのサンゴは移している」とか県民の気持ちに寄り添っているのでしょうか。梅の香りがほのかに匂う早春、卒業の季節、まっすぐに真面目に生きる人々が幸せになる社会の実現へ力を合わせましょう。






