自治刻刻 「なつぞら」のなっちゃん
朝、窓を開けるとびっくり、一面真っ白、桜の花びらが淡雪にふるえる姿は可憐で美しい。やがて、なごり雪は春の陽ざしをうけて消えてゆきました。
春本番、南山王祭(4月4日)、白く輝く綿向山の頂、風にそよぐピンクのホイノボリの下で氏子の皆さんがにぎやかに歓談されています。五穀豊穣と社会の安泰を願う春祭りがそこかしこで行われます。
亥年、猪が神様の使者、綿向神社の大祭は今年が850年の記念の年。宵宮(5月2日)、「ヒリヒャラヒーヒリヒャラオーヒャラ」16基の曳山(ひきやま)が祭り囃子(ばやし)を奏でます。本祭(5月3日)「ヤレヤレ!ドントヤレ!」と神輿の渡御、曳山の巡行、まちは祭り一色になります。祭りは民衆の力の象徴です。町衆の心意気を是非ご覧下さい。お待ちしています。
ところで、4月は年度始め、入学式、入社式、新しいランドセル、新しいスーツ、気持ちが新しくなります。NHK朝ドラも新たに「なつぞら」がスタートしました。主人公の「なっちゃん」は7歳、戦時中、東京の空襲で親を失い戦争孤児となり、道端で靴磨きをしていました。なっちゃんのお父さんと戦友だった柴田剛男は「どちらかが戦死すれば、お互いに子どもの面倒をみる」と約束していました。それで、なっちゃんを引き取り北海道の実家へ一緒に帰還しました。実家は牧場で、雄大な緑の草原、白樺林、青空が広がる十勝平野、なっちゃんは朝早くから搾乳など牛の世話をします。厳しいおじいさん役の草刈正雄から「まじめに働けば必ず報われる。報われないなら働き方が悪いか働かせ方が悪い」と教えられ、なっちゃんは力強く生きてゆきます。
「五穀豊穣」=豊かな社会、「社会の安泰」=平和で安心して暮らせる社会、「まじめに働けば報われる社会」を築くことこそ政治の役割です。戦後、日本国憲法によって、自由と民主主義が保障され、女性の参政権が認められました。主権者として、有権者として「誰もが幸せになる社会」の実現めざし力を合わせましょう。






