20日始発~5月31日終発まで
【大津・草津・栗東】 新型コロナウイルス感染症の影響でバスの需要が激減したことを受け、帝産湖南交通(本社・草津市山寺町、大西真澄社長)は20日の始発から5月31日の終発まで一般路線バスの減便を実施する。
同交通の中島敏・労務顧問、新幸雄・運輸部長、長瀬行宣・業務課長がこのほど県庁で開いた記者会見で発表した。
代表して説明した中島顧問によると、今年2月から路線バスの利用客減少が目立ち始め、同月中旬には前年同月比約30%減少、3月中旬には40%減少となった。同交通では社内協議で今後の対応について検討を重ねてきたが、県内でも各種イベントの中止、集客施設の休館休業、各学校の一斉臨時休校、各企業の事業活動の縮小が相次ぎ、今月には50%以上減少、全国で緊急事態宣言が出されて以降は70%減少となった。
同交通では、「平時の3割しか利用されない状況では、今後の路線運行維持に支障が出る可能性を危惧した」とし、一部を除いたバス路線で一定期間、日祝日ダイヤで運行することを決めた。
変更後は、大津市で平常620便が338便に、草津市で平常310便が205便に、栗東市で平常126便が106便となり、全体で1日に407便を減便することになる(約38%減)。日祝日に運行していない路線は重複する路線でカバーするため「まったくのゼロ便となる路線はない」としている。さらに甲賀市での運行は、普段から便数が少ないため、今回の減便には加えられていない。
同交通では「市民、県民の皆様にはご不便をおかけし、申し訳なく思う。なにとぞご理解をお願いします」と呼びかけている。
中島顧問は「路線沿線で休校中の学校の中間登校日には増便をするなど、きめ細やかな対応をしていきたい」とし、「今後、運転資金融資制度充実のスピードアップ、融資の返済に対する支援制度の充実、路線バス維持への施策充実を国に要望していきたい」と述べている。
運行時間が変更となる路線は同交通ホームページ(https://shiga-teisan.co.jp/)にある時刻表の日祝日ダイヤか各バス停の時刻表を確認すること。また、同交通がコミュニティバス運行受託として請け負っている草津市の「まめバス」と栗東市の「くりちゃんバス」は減便することなく運行を続ける。問い合わせは同交通草津営業所(TEL077―562―3020)へ。






