県労働局が呼びかけ
【県】 県労働局(待鳥浩二局長)は職場での熱中症を予防するため、厚生労働省などが主唱する「STOP!熱中症 クールワークキャンペーン」の期間中となる今月から9月末日まで、熱中症対策の徹底を呼びかけている。
同局によると、全国で2010年~19年までの10年間、職場での熱中症による死亡者と4日以上休業した業務上疾病者の数(死傷者数)は、10年に656人と多く発生し、その後も400~500人台で推移していたところ、18年に1178人と最多を更新、19年には790人となっている。
また県内の死傷者数は、最も多く発生したのが11年の13人で、直近の18年と19年では2年連続で9人と最多に次ぐ数を継続している。なお、過去10年間では、3人が熱中症で亡くなっている(表参照)。
同局では「職場における熱中症予防対策要綱」に基づくキャンペーンを展開している。具体的に各職場で推奨している取り組みは、(1)JIS規格に適合した暑さ指数計で暑さ指数(WBGT値)を把握する(2)暑さ指数に応じて、涼しい服装、冷房設備の設置、休憩場所の整備などの対策に取り組む(3)熱中症予防管理者などは暑さ指数を確認し、巡視などにより労働者の体調などを確認するようにし、少しでも異変を感じたら、一旦作業を離れる・病院へ運ぶ、または救急車を呼ぶ・病院へ運ぶまでは1人きりにしない――などとし、「積極的な水分・塩分の摂取、休憩時間の確保などの対策を呼びかける」としている。







