企業や大学の献血会場激減 積極的な協力求める
【全県】 新型コロナウイルスの影響を受けて、輸血用血液の不足が懸念されている。外出自粛の影響で献血協力者の深刻な減少が続いており、不急を理由に延期されていた手術が再開すれば輸血用血液が不足しかねないと、県赤十字血液センター(草津市)は献血の協力を求めている。
血液は人工でつくれず、長期間の保存もできない。保存期間を成分別にみると、血小板製剤4日、赤血球製剤21日、血しょう製剤1年間と保存がきかないため、常に献血の協力が欠かせない。
県赤十字血液センターによると、輸血用血液は近畿2府4県で一括管理しており、近畿地方全体で献血協力者(400ミリリットル)は4月の計画の4万9342人に対して5783人分(12%不足)足りなかった。5月についても必要とされる献血協力者3万7470人分に対して、770人分(5月24日現在)不足している。
この背景には、新型コロナウイルスの急激な感染拡大に伴い、企業の献血会場の受け入れが相次いでキャンセルとなったことや、大学の臨時休校の再延長で献血会場が激減したためだ。
この状況を受けて県赤十字血液センターは、「献血の協力は不要不急の外出には当たらない」とPRするとともに、昨年の献血協力者に対してハガキと電話で週末の献血会場を周知して協力を求めた。
6月以降については、延期されていた手術が再開されて輸血用血液が不足する可能性が高い。県赤十字血液センターの担当者は「引き続き、献血の積極的な協力を求めたい」としている。
同センターは、感染予防対策を実施した上で、草津駅前の草津出張所(草津市西渋川1)や県内を巡回する献血バスなどで協力を呼びかけている。なお、6月の主な献血会場は次の通り。詳しくは同センターのホームページ。
▽ 5日=大津市役所、▽6日=スーパーセンタートライアル滋賀大津店、▽7日=イオンモール草津、メガセンタートライアル彦根店、▽8日=大津市役所、▽11日=守山市役所(午前のみ)、野洲病院(午後のみ)、▽13日=カインズホーム彦根店、▽14日=イオンモール草津、スーパーセンタートライアル湖南店、▽20日=ブランチ大津京、ビバシティ彦根、▽21日=イオンモール草津、ビバシティ彦根、▽23日=野洲市役所、▽24日=栗東市役所、▽26日=草津市役所、近江八幡市役所、▽27日=近江八幡駅南口、▽28日=丸善守山店、フォレオ大津一里山。








