「環びわ湖大学・地域コンソーシアム」が第三ステージに
【全県】 県内の大学が中心となり、行政や経済団体などと連携・協働して、地域社会の発展と魅力ある大学づくりを目指して活動している一般社団法人「環びわ湖大学・地域コンソーシアム」が、今後の活動に向けた「第三ステージ宣言」を行った。
コンソーシアムとは共同事業体という意味。県では2003年、地域に新たな活力を生み出すことを目的に、県内13大学が連携する「環びわ湖大学連携推進会議」を県の呼びかけで発足させた。10年に、県と県内6市、経済団体なども会員として参画して同コンソーシアムとして始動、その際、「産業界、非営利組織、住民などと広範な連携をさらに進める活動をする」とした「第二ステージ宣言」を発信している。
主な活動は次の4点。
(1)大学地域連携課題解決支援事業=加盟する自治体における地域の課題解決に向け、地域住民と大学のゼミなどが連携した教育研究・地域活動の取り組みを支援する。昨年度の支援の例として東近江市内では、親子ふれあい遊び事業(びわ湖学院大学)など4事業が行われた(2)学生支援事業=「学生の視点を生かした滋賀県の魅力発見と情報発信」をコンセプトに、学生スタッフと教職員が協力して地域理解や学生間の交流を促進する(3)就職支援事業=自治体が開催する「合同企業説明会」に協力・共催する(4)単位互換事業=各大学間の垣根を越えて受講した学生に単位を認定する。
同コンソーシアムでは、「第二ステージ宣言」から10年が経過したことを踏まえ、さらに連携を強化することを目的に「第三ステージ宣言」を今年3月に行った。
新たなステージでは、国連が2015年に採択した「2030年までに目指す17の持続可能な開発目標(SDGs)」を達成するのに必要な環境を醸成することを目的に、「持続可能な地域を支える『知の共通基盤』を強化する」ことにさらに力を注ぐ。
このほど、県庁で同コンソーシアムの代表者らが記者会見を開き、「第三ステージ」へ踏み出したことを発表した。理事長の位田隆一・滋賀大学学長は「今後、さらに輪を広げ、地域の課題に立ち向かうことのできるプラットフォームを目指していく」と述べている。
今年度は、これまでの13大学に加え新たにびわこリハビリテーション専門職大学(東近江市北坂町)の参画も決定し、更なる活動に期待が集まっている。







