新しい働き方を実現するシェアスペース
【大津】 公益財団法人滋賀県産業支援プラザ(大津市打出浜)がこのほど、同法人事務所が入る「コラボしが21」1階に周囲を気にすることなく作業に集中できるレンタルスペースや会議や打ち合わせの場所を多様な人たちが共有するスタイルのコワーキングスペースなどを併設した新しいビジネスの拠点となるシェアスペース「Biz Base(ビズ・ベース)コラボ21」をオープンさせた。
昨年開設から20周年を迎えた同法人が、起業・創業など新たに挑戦する人を全力で応援しようと取り組んでいる事業の一環。新型コロナウイルス感染症の影響で新しい生活様式や働き方が求められる中、サテライトオフィスやテレワークなど柔軟な働き方の実現を支援する場所として、情報資料コーナーだった場所を改装した。
スペースでは、プリンターやプロジェクター、スクリーンといった設備が利用できる(一部有料)ほか、常駐するインキュベーションマネジャーが事業経営全般の相談に乗ってくれる。さらに、同感染症拡大防止対策として、ソーシャルスペースの確保やアクリルやビニール製の間仕切りも設けている。
今年2月にプレオープンして以降、合計約40の企業や個人が利用登録し、会社の枠を越えたビジネスの機会に生かしている。利用者の一人で、住宅コンサルタント業などの事業を行っている企業「irutoco(イルトコ)」(大津市打出浜)の福井栄里代表は「同業他社とチームで仕事する際などに快適に利用させてもらっている」と述べる。
正式オープニングのセレモニーで来賓代表としてあいさつした由布和嘉子副知事は「これから需要が高まると予想される新しい働き方の場所として利用されることと期待している」と祝辞を述べた。
同法人の大道良夫理事長は「こういう時期だからこそ、新たな産業の創出や新たな価値を生み出すことが重要だと考えた」とし「ウィズ・コロナも意識し、兼業や副業といった企業のサテライトオフィスとしても活用できるなど、多くの機会に活用してもらいたい」と広い利用を呼びかけた。
利用登録には事前予約と審査が必要。利用対象者や利用方法など詳細は「ビズ・ベース」のホームページ(https://www.shigaplaza.or.jp/bizbase-collabo21-top/)を参照すること。







