市から新証拠
【大津】 大津市の男性が市を相手取り、自身に関する公文書の情報公開請求を市が部分公開とした決定を取り消すよう求めている訴訟で、このほど市は「不存在」としていた公文書の一部が存在していたことを認める上申書を大津地裁に提出した。
存在が確認されたのは、2013年に市役所で起こった不当要求事案の報告書の写し。かつて、越直美・前市長から「廃棄するように」と指示された部下が保管していた。これは市が「適切に廃棄したため不存在」としていたもの。
市はこれまで、市議会などで「市の対応に問題はなかった」と繰り返していたが、今年、市長が交代して初の市議会では、「事実関係の解明に努める」と述べるようになっている。
原告の代理人弁護士は「廃棄の指示がいつの時期だったかで問題の大きさは変わる」とし、市に対して「いつ、どのように指示されたのかを明らかにするよう」求める求釈明を行った。市は情報を精査し、9月に同地裁で改めて協議される。





