高度な「職業実践力」と豊かな「創造力」
【全県】 県内唯一のリハビリ人材の養成大学、びわこリハビリテーション専門職大学(東近江市北坂町)が開学して今春で1年を迎える。運営するのは、大阪府を拠点に多くの医療人を輩出してきた学校法人藍野大学。山川正信・びわこリハビリテーション専門職大学学長に新たな教育制度と長年培ったノウハウを生かし、リハビリ人材をどう育成するのかインタビューした。
求められるリハビリ人材どう育成?
山川正信学長にインタビュー
――理想的な人材について。
山川 リハビリ人材は、全ての人がその人らしく住み慣れた地域で自立して生活できる地域共生社会の実現に向けて、課題を探し出し、現存のサービスと結びつけることで、新しいサービスを創造するクリエイティブな能力が求められています。
理学療法学科 作業療法学科
――それを実現する学びの特徴は。
山川 専門職大学は、専門的な知識と理論、実践的なスキルを身に着けられる新しいタイプの大学で、本学にはリハビリテーション学部に理学療法学科と作業療法学科を設けています。
40人での少人数教育のもと、独自の展開科目を通じて、地域共生社会を創造できる力を身につけます。
この展開科目では、実践的な専門知識と現存するサービスを結び付け、向上させる提案と仕掛けを学びます。
また、授業の3分の1は実習・実技となります。高齢者や障害をもつ人がどうすれば地域で快適に過ごせるか、医療施設などで実習を通じて考えを深めてもらいます。
教員もバラエティー豊かで、実務実績が豊富で研究力のある理学療法士・作業療法士や、基礎医学研究で国際的に著名な医師など多彩です。
――コロナ禍の授業は。
山川 昨年5月の連休前からリモートで再開し、全国の大学で対面授業が15%程度だった6月から、万全の感染症対策を行いながら再開できる態勢を整えました。これは、都市部ではなく地方に立地する強みです。
――地域との連携について。
山川 昨年は、地元の東近江市北坂町自治会を対象に健康体操の連続講座を開きました。さらに八日市商工会議所で公開講座を昨年11月に2回開催し、今春以降は毎月1回の公開講座を予定しています。
今後も東近江市と連携して、教員を派遣する健康講座を開きたいと考えています。
―受験生の皆さんへ。
山川 リハビリ職は、人々の健康と命を預かる責任の重い仕事ですが、働き甲斐があり、人の役に立って生活できる喜びがあります。
また、現代医療の技術や知識は日々進化しており、医療やリハビリに携わる者は社会に出てからも最新知識の習得に努め、学び続けなければなりません。
本学は、広く社会に開放された学びの場として、卒業後もしっかりサポートします。














