滋賀は2日間19市町を巡回
【全県】 新型コロナウイルスの感染拡大で開催が1年延期された東京オリンピックは、7月23日に開会式が行われ、8月8日まで史上最多の33競技339種目が行われることになっている。
世界中がコロナ禍に見舞われている中で、どのような選手、役員等の大会関係者や観衆の感染防止策を講じるのか、これまでに例のない大会規模での対策に関心が集まる。
当初の運営プランを縮小した大会が予想されるが、これまでにない試練の大会を想定した準備が進められている。開会式を盛り上げる聖火は、昨年3月、ギリシャから日本に運ばれており、当初の予定通り東日本大震災から10年の「復興の火」として3月25日、新しい聖火リレーが福島県のナショナルトレーニングセンターJビレッジからスタート。全国の市町をくまなく巡る121日間のリレーが展開される。
5月27日高島スタート、28日長浜ゴール
聖火は、福島を出発したあと、南下し東海、南近畿、四国、九州(沖縄)、中国から近畿に入り、30番目の滋賀には5月27日京都から引き継がれる。
高島市のマキノピックランドで引き継がれた聖火は2日間、県内19市町をリレーしたあと、福井県にバトンタッチされる。
県内コースは、高島市のマキノピックランドを出発して南下、琵琶湖大橋を渡って守山市に入り、野洲市、近江八幡市、竜王町、湖南市、栗東市、草津市、大津市で初日が終了。大津港前広場でセレブレーション(聖火到着を祝うイベント)が催される。
2日目は、聖火を専用ランタンに収納して甲賀市の水口スポーツの森まで車で移動。聖火トーチに点火したのち水口スポーツの森陸上競技場から北上し、日野町、東近江市、愛荘町、豊郷町、多賀町、彦根市、米原市、長浜市に入り、ゴールの豊公園でセレブレーションが行われたあと、福井県に引き継がれる。
県では、出発地の高島市のメタセコイア並木から琵琶湖大橋を渡り、日牟禮八幡宮前を通過する八幡堀一帯、東近江市役所前から八日市駅までのメイン道路、多賀大社、彦根城、湖岸道路から終着地の豊公園までの各市町の走行ルートの見どころを紹介する「ルートダイジェスト」動画をYouTubeで公開し、滋賀の魅力を発信している。
全国の引き継ぎ地点で聖火の到着を祝うセレブレーションのセレモニーは、最終日を除く113日間、毎日実施される。聖火ランナーは、すでに決定している人が優先に走行し、1年延びたことにより候補者が辞退した場合は、調整を行う変更が考えられる。また、走行コースは、すでに決定されている市町のルートを通過するが、新型コロナウイルス感染状況によりその対応が変わる場合もある。
運営内容の見直しにより、一部の車両を削減して聖火リレー隊列のスリム化や福島での出発式および各地でのセレブレーションの簡素化、リレーの関連業務に従事するスタッフ数の見直しが行われており、聖火リレーの目的や意義を堅守した規模に縮小が検討されている。
県実行委員会では、県内を走る聖火ランナー約170人が参加し、一人当たり約200メートルを走行するが、グループランナーのところもある。
全国を巡るリレーコースの紹介や各都道府県内の走行ルート、コースの見どころは、東京オリンピックの公式ホームページで紹介している。











