県が企業と産業振興等に関する協定締結
【県】 県とクラウドファンディングサービスを展開している企業「CAMPFIRE(キャンプファイヤー)」(東京都渋谷区、家入一馬社長)、県エリアで同企業のサービスオーナーを担う企業「アインズ」(竜王町鏡、大森七幸社長)の三者がこのほど、クラウドファンディングの一層の活用を促進することを目的に「産業振興等に関する協定」を締結した。
クラウドファンディングとは、何らかの事業を行う際にインターネットを活用して不特定多数の人から少額ずつ資金を調達すること。近年、新たな販路拡大の手段として利用者が著しく増加しており、「キャンプファイヤー」と「アインズ」が県内で展開するサービス「FAAVO(ファーボ)しが」でも、「近江八幡三方よし商品券プロジェクト」や「ひこにゃんを暫定予算期間中もいつも通り活動させてあげたい!」など120件の実績を上げている。
今回の協定は三者の協働の取り組みで社会課題解決型ビジネスの推進や県経済の発展、地域活性化を図る。具体的に連携する項目は▽県内企業等の販路拡大の支援に関すること▽県内企業等の新たな事業展開の支援に関すること▽起業・創業の支援に関すること▽その他三者が協議し合意した事項。
資金調達をするプロジェクトの募集は今年5月頃から始まる見込みで、プロジェクト実施者の手数料減免などのほか、クラウドファンディングを利用した事業の周知や普及促進のための特設サイトの開設、クラウドファンディングの特徴やノウハウ、実践者の取り組み事例などを発信するセミナーの開催なども予定している。
協定締結式は県公館(大津市京町4)で実施され、キャンプファイヤーはWEBで出席した。それぞれの協定を確認したキャンプファイヤーの篠原陽子・事業部長は「クラウドファンディングの可能性はまだこれからにある。地域の思いを実現できれば」と述べ、アインズの大森社長は「滋賀の元気な未来のため、共感の輪を広げていく一助になれれば」と意気込んだ。
三日月大造知事は「コロナ禍でいろんな人とつながろうとすることが以前より高まっている」と述べ、「協定締結はこれからにつながっていく取り組みだ。一つでも多くのプロジェクトを実らせたい」と期待を語った。







